JZX90部品を開発テストしていきます。

エビスフリー走行で滑ってしまいました。
SR20か1JZ用に使えるかと思って数年前に購入したZ33ミッション、デカイ。
新しい設計のミッションなんで強度は結構あるのではないかなと思っていたんですよね。
海外ではターボ付けて結構な馬力出して使っているようですね。
現行のZ34も基本的にZ33と同じミッション、1JエンジントルクとZ34も同じくらいなんですよ。

変換プレートを使い、ミッションを取り付けます。
すぐに元に戻せるし駄目だったらいいや、な感じだったのですが、うむ、JZX81に80スープラのゲトラグ組むのと比べればフロア叩くのは楽な方です。
フレームより少し低い位でプロペラシャフトとの位置関係が決まりました。

そしてミッションメンバーを制作。
  Zのカーボンプロペラシャフトは90のペラに対して4.5キロ軽量でした。 

そのまま使えればいいのですがそこはやはり簡単には行かないですね。
アダプター作るとしても長いんでちょっと無理そう。
とりあえず今回はカーボンプロペラは見送ります。

カーボンプロペラと言ってもユニバーサルジョイントは鉄なので分解してみました。
単純にスプラインにカーボンを巻き付けてあるだけか、なるほど・・・。
Z33とJZX90ペラの太さが違うのでカラ―を作ります。
きつめに作ってプレスで圧入します。
車体に仮付けしてダイヤルゲージを当てながら点付け溶接します。
車体から外して本溶接。

ツアラー純正はディスク径が240φ、日産のRB25,SR20などと同じなんだけど純正でも結構持つんですよね、
純正数値では無いですが240φディスクTRD強化カバーで1000kgf、NISMO強化カバーで800kgfの圧着力、この違いでクラッチの容量が違うと言う事が分りました。

社外のフライホイル+専用設計クラッチならディスク径が小さいのに容量があるのはカバー圧着があるからと今更ながら感心しました。
普通はそこまで考えないですよね。

話を戻してZ33はディスク径が250φ・・・期待が出来る・・・純正交換タイプのクラッチでEXEDYが耐熱、耐久性を売りにしたのがあったんで使ってみます。
450PS、45キロまで持ちます、とメーカーさんで言っていたのでもしその通りだったら1Jポン付けタービン(JZX100系)なら対応出来ると言う事になりますね。※1部ハイブーストな車除く(笑)
普段乗り楽なクラッチでコストが安い・・・11000Nカバー圧着力に期待しますか。
一番上の画像でフライホイルが軽量が付いている事が分るけど、エンストし易い、トルク感が薄いんでいままでビミョーだったんですよね。
純正がクラッチ付きでこの重量。
ほとんどの1J車は街乗りメインでサーキット専用ドンガラなんてほぼいないと思います。
重い車でフライホイル軽量なんてデチューンでしかないと思います。

位置関係を見ながらボルトオン出来るフライホイル特注で制作します。

制作する都合上、数台、5台?分作るので載せ替え作業メニューとしてテストが終わり次第、受付しますので問い合わせしてみて下さいね。

1J以外にRB25、SR20のラインナップを予定しています。